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留学生が体験する日本の「食生活」に関わる対話を楽しむサービスデザイン
/A Communication service design on “Japanese Food and Life”for students from abroad

 私は見たことない、食べたことない食べ物を探すことに興味を持っている。それを「食べ物ハンティング」と呼んでいる。ハンティングのシンプルな好奇心や、途中のワクワク感、驚きを満足させることは留学生活の一つの楽しい経験である。学校の帰りに、ハンティングとしてスーパーに立ち寄るのが多忙な留学生活の些細な幸せだと感じている。  予想した通りの味と、想定していなかった味がある。特に想定したものとは違う味に出会うことがこのハンティングを異文化食体験として面白いとものにしてくれる。  例えば、「ところてん」と、「クロワッサンスナック」で「期待に反する味」を体験した。日本の伝統的な食べ物として「ところてん」は、日本に来る前に食べたことがなかった。しかし、ようやく試し食べたが、結局口に合わないという経験があった。最初にコンビニでところてんを見た時に、「透明で、ふにゃ~ふにゃ~していて。甘いスイーツかなあ?美味しいそう!一見普通にふにゃふにゃしていて、ぷるぷるプリン食感があるのかあ?食べてみたい」と思った。そして、試しに家に買っていて、一口食べでみた瞬間が何もかも驚くほど第一印象とは正反対。酸っぱい過ぎて、見た目と味のギャップに驚いた、いくら体に良くても、私には食べられないなと思った。それは,可愛いパッケージにある美味しいそうお菓子を食べて、結果美味しくない のように、「また騙された」という気がする。なのに、毎回試しみに食べたくなりつつ。

 なぜならば、「期待以上美味しかった味」の「クロワッサンスナック」があったからた。可愛いパッケージで中身はクロワッサンの形、可愛いミニパンみたい。スナックはパイ食感がある塩バニラ味のスナック、その味は中国にはないささやかな味、甘いしょぱいで、食べたらすぐハマってしまう。したがって、予想すべきものを知ること、と期待を持つことのギャップに興味を持つことになった。 日本で私が出会った食べ物(お菓子、おやつ「間食」とする)で驚いた体験を友人に話したとき、皆が面白いと言ってくれた。この間中国から旅行に来た友達が家に泊まっていた。いつもスーパーに新しい食べ物を見つけるの一人旅がその友達も入れっていた。日本は市場がないので、普通の日本人の生活を知りたかったら、スーパーに行くのが良い選択だよって友達に言った。そして、二人が異国のスーパーで当地の「食文化」を味わっていた。私が色々な日本の食べ物を友達に紹介していた。トロロかけご飯とところてんの失敗した経験をスーパーにふらふらしながら教えた。  人間は生まれてから、その地域(地元)の食べ物の味、食感、匂いなどに親しみその味を「当たり前」と思うようになる。地元の人にとって当たり前の味は、実は外国人には当たり前ではない。この体験を私は「異文化食体験」と呼ぶことにする。  私はデザイン専攻修士課程の研究として、留学生の視点で日本の食体験に着目し、私にとって「当たり前」ではない食の体験を視覚表現する。その表現を通して、日本の食とそれを形つくっている文化について考えるデザイン研究を進める。この研究では私が興味を持っている「間食」の食材を視覚表現の対象領域とする。「間食」とは、朝、昼、夕の食事以外にとる食べ物や、飲み物を意味している。興味深いのは、気分転換をしたい時、生活にうるおいを与えたい時に「間食」をしているということだ。「間食」は、私の留学生活の娯楽である。

  • Name: 謝 欣欣 / Xinxin XIE
  • Countory: Chine
  • Category: Card (Illustration)
  • 展覧会ではポートフォリオの展示となります。

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